秋冬と乾燥が厳しくなるにつれ、インフルエンザが流行し始めます。今年は季節性インフルエンザだけでなく、新型インフルエンザの大流行も心配されていますので、正しい知識をもって対処することが大切です。
学校としても集団感染の発生を防ぐため最新の注意を払っていきたいと考えております。また、各ご家庭でも感染防止に万全を講じて頂くよう、ご協力をよろしくお願いします。疑わしき症状の認められる場合は、無理に登校しないで、必ず受診して医師の診断を受けてください。
なお、インフルエンザウイルスに感染した場合、異常行動の発現が認められており、また、まれに脳炎・脳症を来することがあるとの報告もされていますので、万が一の事故を防止するための予防的な対応として、児童がインフルエンザに罹患し、自宅にて療養を行う場合には、児童が一人にならないようご配慮をよろしくお願いします。
1.ご家庭で健康管理に注意してください。
新型インフルエンザで予想される初期症状 | |
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2.衛生管理や生活リズムをもう一度見直してください。
インフルエンザは、インフルエンザに感染した唾や鼻水などが、くしゃみや会話などで飛び散り、他の人に吸い込まれたときに起こる飛沫感染、感染した唾や鼻水がついた手が触れたものを他の人が接触したことにより起きる接触感染があります。これらの感染を防ぐために以下の方法が効果的です。
必ず、うがい 手洗いをしましょう | |
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正しい手の洗い方 リンク (東京都感染症情報センター) |
咳エチケットを必ず守りましょう | |
咳エチケット リンク (東京都感染症情報センター) |
3.学校以外の過ごし方に注意し、睡眠、栄養をしっかりとりましょう。
成人と比べて抵抗力が未発達なのが子どもです。子どもの体力に配慮して、帰宅後、週末やお休みなど無理な予定を立てず、人混みなどにも十分注意してください。
しっかりとした体を作ることが、健康の基本です。毎日しっかりと眠り、しっかりと起きて、しっかり朝食を食べてください。好き嫌いなく楽しくおいしい食事をとり、丈夫な体作りをしましょう。
4. インフルエンザ後の登校について
学校保健安全法施行規則の改正(平成24年4月1日)で、出席停止の期間が「発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日(幼児にあっては,三日)を経過するまで」となりました。、医師の指示に従い、家庭にてしっかり休養してください。
(出席停止になる感染症にはインフルエンザ以外にもマイコプラズマ感染症、流行性嘔吐下痢症等いくつかあります。詳しくは Q&A をご覧ください。)
※インフルエンザ感染症について詳しく知りたい方は インフルエンザ総合対策 (日本医師会)をご覧ください。